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性感染症の胎児に対する影響

性感染症の中には特に女性の妊娠や出産に影響を及ぼす可能性のある病気があります。そのことを知った上ですと性感染症に対する意識が高まると思います。

【梅毒】
梅毒に感染しますと小さくて硬いしこりが性器にできます。このしこりが出来ても痛みがないために見過ごしてしまう場合が少なくありません。その後しこりが潰瘍へとなって今度は全身に湿疹が出るようになります。この時点で初めて気がつく人が多いということです。このまま放置しますと何年か経って湿疹が硬いこぶのようになって、こぶが全身に広がっていき、最後は心臓、血管、脳などに影響を及ぼし始めます。

このように梅毒は非常に危険な性感染症です。通常、抗生物質で治療しますが妊娠中ですと流産や死産、万一赤ちゃんが出来ても赤ちゃんにも感染する可能性があります。このため、梅毒は早急の治療をしなければなりません。

【HIV感染症】
HIVウィルスによる性感染症でこれが発症すると「エイズ」と呼ばれる病気になる性感染症です。症状は始めのうちは風邪のような症状で頭痛や熱が出ます。それが1~2週間で収まるためHIV感染を見過ごしてしまいます。これを治療しないで放っておくと何年もの潜伏期間経て、エイズが発症してしまうのです。

HIV感染症の女性が妊娠していると、胎内、産道、母乳からHIVに赤ちゃんが感染するといわれます。可能性は、普通分娩の場合おおよそ30%、帝王切開だと10%程度といわれています。赤ちゃんをHIVに感染させないために妊娠前にはHIV検査を必ず検査を受けるなどの対策をとらなければいけません。   



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